こんにちは、マンデー堀です。
引き続きお送りします【おっさんの自伝】パート9。
今週は学校話から脱線して、アルバイトの話です。
― おっさんの自伝 ―
≪バイトデビュー 高校時代編その3≫
堀家では基本的にそこまでうるさい事は言われず育ちましたが、
高校時代に親から言われた決まりは
1. バイトは夏休み、冬休み、春休み以外は禁止
2.バイクの免許は絶対だめ
3.夜遅く帰る時は必ず連絡
上記は絶対ルールでした。
あるあるですが、1と2は友達みんなやっているのになぜダメなのかと
当時は納得いかず、抗ってましたが。
高1の夏休み入って直ぐにアルバイト雑誌を買って、早速物色。
時給900円に目が止まり、何も考えずに即電話。
野太い声の人から
「履歴書持って来て、場所わかるか?」って言われたので、
オイラ「近くまではわかります」
って言ったら
相手「そこまで来たらもう一回電話してくれよ、チャリで来る?」
オイラ「チャリで行きます」
相手「うちのトラックで迎えに行くわ。よろしく」
って言われ、すぐに出発。
30年も前のことで、携帯もなければネット情報もない時代。
それに今思うと、高校生で時給900円は破格でした。
待ち合わせ場所に着くと、その会社名が書いてあるトラックが先に着いていて、ドライバーの人に
「先程バイト希望で電話した堀です」
と伝えると
「チャリ後ろの荷台につっこんで助手席乗って」
すげぇーワイルドな感じだなーと思いながら、助手席へ乗るときに
オイラ「よろしくお願いします」
って言ったら
「おまえ名前堀だっけ?おまえ合格」
いきなり言われて驚いていると
「キチンと挨拶出来ないやつはうちとんないけど、自分から言ってくる奴は合格にしてんだよ。たかし(呼び名)だ、よろしく」
緊張する間もなく、人生初のアルバイトは始まりました。
(次回に続く)