お待たせしました、マンデー堀です。

前回の-生い立ち編-に引き続き今週もお送りします私の自伝長編作品(⁉️)、【おっさんの自伝】パート2です。

ほぼ1日野球のことしか頭になかったような幼少期を過ごしていた私に転機が現れます…

― おっさんの自伝 ―
≪ある球技との出会い編 ≫

小学3年生の時、
家から歩いて1分半、走って35秒
くらいの近所に児童館が出来ました。

体育室には
常に卓球台が3台置いてあり、
ボール、ラケット等も
貸出しで使用出来ました。

そこには児童館の職員で
当時50歳くらいの
佐藤さん(サッさん)という方がいて、
小生意気な自分達に
毎日のように教えてくれました。

サッさんには卓球だけではなく、
いろいろな事を教わり
今思うと感謝しきれないのですが、
ホントに毎日近所の悪ガキ達が
言うこと聞かず迷惑をかけ、大変だったと思います。

サッさんの指導が良く、
卓球にのめり込んだ悪ガキ達はどんどん上達していきました。
当時区内には13の児童館が各地域にあり、
1年に一回総当たりで対戦する大会がありました。
3年生の時にはじめて出場しましたが、
他の児童館は小学校高学年ばかりで全敗の最下位。
4年生の時は5位。
5年生の時は準優勝。
この準優勝はオイラが相手のエースに敗れ、チーム敗戦‥

サッさんもこの年限りで退職も決定していたので
有終の美を飾りたかったのですが‥
敗戦後泣きくずれているオイラに
サッさんが
「3年の時最下位だったみんなが
成長して頑張ったから、
優勝より価値ある2位。胸をはれ」
と言われ、悪ガキ達は決意。

チームみんなで来年優勝して、
サッさん呼んで胴上げしよう!

翌年、退職したサッさんも見にきてくれて見事全勝優勝!
個人戦でもオイラ優勝!
今思うと小さな区内の児童館大会でも嬉しかった。

ちょっとした自信もついて、
区のクラブチームからもスカウトされ、完全に
有頂天、天狗状態。
区内の同学年には敵無しじゃん
なんて思って入ったクラブチームで
モンスターと出会います。

(次回に続く)

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