IT系の作業が多く、趣味は音楽関係のMです。
・・・と書いておきながら、今まで音楽関係の話を全く書いていなかったので、今日は音楽制作に関する記事を書いてみます。
趣味でもあるのですが、イベントのお仕事をさせてもらっていると、そのイベントで使うBGMを作る、という事もたまにあったりします。
最近の音楽はデジタル化が進んでいるので、DTMという手法で、パソコン上だけで音楽を作ってしまう事も可能です。
DTMとは、Desktop Musicの事ですね。「DTM」、「MIDI」、「打ち込み」という感じのキーワードで検索してみると沢山の情報が出てきます。
MIDIが登場し始めた頃はまだ楽器のデジタル化が追いついていなくて、アナログな音源が主流でした。
※MIDIとはMusical Instrument Digital Interfaceという統一企画の事で簡単に言ってしまうと主に楽器を演奏する情報です。
アナログな事はそれこそシンセサイザーという名前の通り、基本的な音の波形をもとに、音色を合成し、生の楽器の音に似た音源を創り出したりしていました。
音色1つを完成させるためにも相当な手間と時間が必要でした。
でも、楽器のデジタル化が進むと、サンプリングという手法で生の楽器の音をそのまま取り込んで電子楽器で演奏してしまう事ができるようになったのです。
ちょっと聴いただけじゃ「生の楽器じゃない?」というレベルの音が出せちゃいます。
より生楽器に似せるためには、楽器特有のフレーズだとか、クセを表現する必要がありますが、ひと昔前に比べたら全体の制作時間は大幅に短縮できます。
そんな生楽器さながらの音源を多数重ねる事もできてしまうので、パソコン1つでオーケストラを表現してしまう事も可能です。
写真は、あるイベントで使ったオーケストラ風の音源の編集画面です。いろんな楽器の「トラック」(スケジュール表のようにも見えますね)が横に伸びる時間軸を示しています。
まだそれほど一般的なアプリケーション・ソフトではないせいか、ソフトのお値段は10万円を超えていたりする世界ではありますが、ガンガン制作しているプロのミュージシャン仲間は、
「もし、これだけの楽器演奏者を雇ったら凄いギャラだよ」「それに比べたら安いもんだよ」と前向きな、ごもっともな話をしていました。
さぁ、イベントが好きなみなさん、イベントで使われる音楽を自分で創ってみませんか?
最低、パソコンと、ソフトウェアがあれば出来ちゃうんです!
【M】
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